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御報告

 大本山永平寺八十世 南澤道人東堂禅師様には

令和8年5月29日午後3時23分、世壽100歳を以て御遷化(亡くなられました)になられました。
ここに御報告申し上げます。合掌

大本山永平寺 
八十世南澤道人禅師様のお言葉
 令和8年4月 退董の辞です

 謹んで一言挨拶を申し上げます。
 今般、加齢と共に四大不調が加速致しまして、貫首の重責に堪えず誠に申し訳なく存じ、来る四月二十九日報恩授戒会完戒と併せて本山八十世の座を退董させて頂くこととなりました。
 思えば令和二年九月二十九日の高祖大師正当献供諷経をお勤め頂いて御退董された福山諦法猊下の後をお勤めすることとなり、誠に浅学不徳の身をも省みず猊座を汚し申し訳なく存じます。
 今日まで凡そ五年半、本山重役、全国ご寺院・檀信徒の皆様、又地元福井県内各界の皆様方のご支援ご法愛を賜り、何とかお勤めさせて頂き深く感謝を申し上げます。
 時代の進展は著しく急速で、私達の身辺も国内国外ばかりでなく宇宙空間から電子の世界へと広がり、人々の心も複雑に悩まされることですが、人間独りの生命はかけがえの無い大事なことは昔も今も同じ事であります。人の生命は孤々の唯一つの光明でありましょう。
 お釈迦さまが法灯明(神仏の光明)と自灯明(人間の生命の光)が最も大切な拠り所となることを説かれましたが、此の事は時代が変わっても決して変わらない真理であります。
 高祖大師も「我等が行持によりて諸仏の行持現成し諸仏の大道通達するなり」と正法眼蔵より修証義にお示しですが、自灯明が輝くと神仏の法灯明が更に輝き、増幅されて一段と輝く事が信仰の世界の尊さでありましょう。
 皆様と共に「如是の法」を信じ新しい時代に希望を委ねたいと存じます。
 至らぬ言葉を重ねましたが、心から感謝を申し上げ退董の辞とさせて頂きます。

大本山永平寺第八十一世 羽仁素道貫首

 令和8年4月29日大本山永平寺第八十世南澤道人貫首猊下(100歳)が退董され、

羽仁素道副貫首老師(92歳)が第八十一世貫首に就任されました。
羽仁素道第八十一世貫首

方丈さまのつぶやき【高祖大師報恩大授戒会】

今年も大本山永平寺にて

高祖大師報恩大授戒会が始まりました。
北海道に比べ十度以上違う此の時期の北陸は特有の雨が多い
『弁当忘れても傘忘れるな、、、』の如くです。
七堂伽藍も霧に包まれて幻想的な御本山の姿
『峰の色溪の響きもみなながらわが釋迦牟尼の声と姿と』
これもお山の一姿

方丈さまのつぶやき 【令和6年度 大本山永平寺】

 令和6年度 大本山永平寺

高祖大師報恩授戒會、並びに七十八世宮崎奕保禅師十七回忌法要が無事円成致しました。

期間中、朝晩は冷えましたが日中の最高気温が27度にもなり夏を思わせる暑さでした。衣替え前の時期なので本来は冬衣ですが、夏の衣でも汗をかく法要です。

本山でも気候の変化がある様です。
毎回修行時代を思い出す伽藍一番上の法堂前の景色
此処で外の景色、風、鳥の声、水の音、虫の声、
匂い、色、全てが何とも言えないんです。
『峯の色 渓の響きもみなながら我が釋迦牟尼の声と姿と』
渓声山色すべてが佛さまと感じられるところ
法要の合間の静かな法堂
法要が始まると百人以上の僧が集まります。
私も修行時代何度もついた法堂の大木魚
今も変わらず素晴らしい音
私の大好き木魚の音です。
南澤禅師さまもお元気で1週間の大法要をお勤めになられました。
福寿無量を祈念申し上げます。合掌

令和5年 第30回多聞会
「大本山永平寺について」

 9月17日(日)午後1時より第30回多聞会が開催されました。
此の度の多聞会(檀信徒研修会)は大本山永平寺をテーマにお話し頂きました。

曹洞宗の大本山である永平寺の歴史、道元禅師様がお開きになり現在まで800年近く護り伝えられて来た禅の教え、国宝、重要文化財の多くの伽藍について等又一般には知られて無い興味深いお話しを頂きました。

 ーーーーーご案内ですーーーーー

令和5年 第30回多聞会は

「大本山永平寺について」です

日 時 :9月17日(日)午後1時より

会 場 :当寺 本堂

・曹洞宗の大本山である永平寺とは
・大本山永平寺の歴史と現在
・檀信徒の知らない永平寺

難しいお話ではありません

興味深いお話かも?

気軽に是非ご参加ください



方丈様のつぶやき『大本山永平寺 報恩大授戒会』

 去る4月22日より29日

今年も大本山永平寺にて報恩大授戒会が修行されました。
例年の如く私も上山致しました。
ここ数年コロナ禍に有り縮小、制限しての大法要となって居りましたが漸く戻って来た様に感じた今年の大授戒会でした。
やはりこれが大本山永平寺の有るべき姿と嬉しい気持ちと私自身歳を重ね報恩行とは言え一年一年体力的にも精神的にも厳しさを感じて参りました。
上山中毎朝目に入って来る法堂須弥壇前の獅子に叱咤激励され勤める日々、、、
以前に増して獅子の顔が厳しく見えるのは私だけ、、、?
法要前の静かな法堂
殿鐘が鳴らされると一気に緊張感が高まります。
法要の合間の静かな承陽殿前
奥に道元禅師様がお座りになった坐禅石が有ります。
大きな杉の木の間から陽が差し込んで新緑が冴えます。
私が大好きな法堂前から観る伽藍の屋根と周囲の新緑、、、
山々に包まれている永平寺を実感させられる場所です。
春の新緑、夏の日差し、秋の紅葉、冬の雪、四季を感じる好処
自然に生かされている感を強く感じます。
生きづらい今の世の中(私だけかもしれませんが)どう生きるかを改めて感じさせる春の永平寺一週間でした。
有り難い緊張感を戴く永平寺に感謝。