令和5年 釈尊降誕会灌仏法要 花まつり

令和5年 5月7日(日)午前11時釋尊降誕会法要が修行されました

ゴールデンウィーク最終日、少し風が冷たい快晴の好日、
お釈迦様の誕生日を祝う法要が勤められました。

参道には草花が、遅い北海道の春の訪れを知らせてくれます

禅庭から本堂入口を望む

正式には4月8日がお生まれになった日となりますが、

北海道の気候を考慮し月遅れに勤められております。

お釈迦様のクリスマス、お誕生日だよ!と子供に言うと
そうなんだ〜おめでとう!と言ってました
お釈迦様は現在のネパール国、バタリア村の
ルンピニーという花園でお生まれになりました
幼子のお釈迦様です。右手は天を、左手は地を指しておられます
そして「天にも地にもわれ1人」と言われ、全て命あるものが
この世たった1つのかけがいのない命であることを
力強く宣言されています。二度とない人生であればこそ
今々を大切に戴いた尊い命を生きていきましょう
降誕会花まつりはお誕生日です。美しいお花が飾られています
美しい2輪の芍薬(しゃくやく)です
子を抱く母親の深い愛情を思い感じます
法要開始の殿鐘が鳴らされました

方丈様のご焼香です。甘くて優雅な香りが
広い本堂にあっという間に広がります
このお香はおそらく貴重な沈香木の香りです
ご焼香の香煙が真っ直ぐに立ち昇り
天上界にも香りが届くが如くの様子です
ご参詣様がお釈迦様に甘茶を掛け、焼香して
お釈迦様のご誕生をお祝いし、またご参詣様や
ご家族の幸せを祈ります

歩行が不自由なご参詣様には、護持会の役員さんが

ご焼香をお手伝いしています

方丈様のお拝と一緒にご参詣様も合掌されています
方丈様の法話です。
「天にも地にもわれ1人」のお話しや、
仏教徒としての三仏忌(さんぶつき)の大切さ等
お話しを戴きました
・灌仏会(かんぶつえ、4月8日)
・成道会(じょうどうえ、12月8日
・涅槃会(ねはんえ、2月15日)
以前はご参詣様皆さんで法要後の会食があり、
親交を深めておりましたが、
コロナ禍により実施できず、
方丈様からお斎をいただきました

手作りの香飯です。とても美味しく戴きました

あま茶も戴きました。
自宅の仏壇にお供えしてから戴きました
コロナ禍ならずとも近年ご参詣が少なくなり昔の降誕会花まつりの賑わいが懐かしく思えます。

『残念ですね』と方丈様の言葉は時代だけで無い諸々の事情が有ると感じていらっしゃる様です。

ご案内です

ーーーーー 釋尊降誕会灌仏法要 厳修ーーーーー

月遅れの釋尊降誕会灌仏法要(お釋迦さまのお誕生をお祝いする法要)を厳修致します。

花御堂の中のお釋迦さまに甘茶をお掛けして報恩のお参りを致します。子供さん、お孫さんと一緒に是非ご参詣下さい。

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