第33回多聞会 坐禅会

 第33回多聞会 坐禅会

坐禅会の日になりました
雨天と予想されていましたが、降雨なく
声掛け地蔵菩薩様も心地よさそう
地蔵堂のお地蔵様たちです
禅庭も新緑で若々しい印象です
坐禅中の張り紙ですが、
御参りの方も静かにお入り頂けます
本堂には美しい白牡丹が、
多聞会が始まりました
まず合掌の形や
立位での手の合わせ方
叉手(しゃしゅ)と言います
坐禅の時の手の形、法界定印(ほっかいじょういん)」
また写真はありませんが、
座る時の足の組み方を学びます
こちらは坐った時の、お尻と背骨、
頭の位置を説明されています
坐禅は3つの調えるがあって
調身・・・正しい姿勢をつくること
調息・・・呼吸を整えること
調心・・・心を調えること
まず姿勢を調え、次に鼻からゆっくりの腹式呼吸をし
心に浮かんでくることなどを追いかけるのをやめるのですが、
身を調え、息を調えると、結果として心が調います
とお教え頂きました
さあ、殿鐘が3つ打たれて坐禅が始まりました
坐禅する時間は1炷(いっちゅう)と言って
お線香が1本燃え尽きる時間、永平寺では
40分くらいとのこと、家庭でのお線香より長めです。
座禅座布団(坐蒲・ざふ)にすわって、
正式な足の組み方の方
坐蒲で正座をされている方
足や腰の痛みなどで椅子に坐っている方と
坐禅の形は様々です。目は閉じません。半眼です。
曹洞宗の坐禅は【只管打坐】(しかんたざ)と言って、
雑念を捨て去って、ただひたすら座禅を組み修行します
こちらが坐蒲です
私(編集者)は足の痛みがあって、椅子で行った
のですが、意外にも姿勢を保つのに苦労しましたので
次回はこの伝統的な坐蒲での坐禅に
チャレンジしてみたいと考えています
坐禅が終わって楽しい茶話会です。
福井県勝山のはや川「羽二重くるみ」を頂きました
方丈様、ありがとうございました
能登の復興をお祈り申し上げます

研修内容は坐禅です。
以前は坐禅会を定期的に開催しておりましたが時間的に難しく休会となっていました。
この度の坐禅会は本格的な坐禅、椅子による坐禅、正座、誰でも出来る坐禅をご指導致します。
座り方、呼吸法、心の持ち様、初心者から本格的に座りたい方、どなたでも体験出来ます。
終了後は茶話会を行います。
是非ご参加下さい。