大晦日より正月三ヶ日の御供え

令和2年1月7日、当寺では大晦日より正月三ヶ日に開基以来受け継がれている御供えです。
大晦日の夕刻の歳晩諷経には年越しの蕎麦が供えられます。
元旦には雑煮餅が供えられます。
二日には善哉餅が供えられます。
三日にはきな粉餅が供えられます。
そして本日七日は七草粥が供えられます。
七草粥には正月に供えられた寿餅の一部を入れて炊きます。
寿餅とは弟子がお師匠様の法身堅固、福寿長久を願い正月に毎日御参り祈願したお餅です。その一部をお師匠様は七草粥に入れて戴くものです。
方丈様は今は亡きお師匠様で有る先代方丈様にもお供えされているそうです。
全てお寺内の二十箇所程にお供え致します。
開基以来の継承です。