方丈様のつぶやき(平成30年4月)

春の訪れを感じられる日々です。
この時節に良く使われる詩が有ります。中国の詩人  孟浩然の有名な詩です。
『春眠暁を覚えず』です。
春の夜は気持ちが良く眠れるので朝が来た事にも気がつかなかった。ということですかね。
近頃の私は、春に限らず良く眠れて、朝は歳と共に早く目が覚めてしまいます。若い頃はいくら寝ても眠く春に限るものでは無かった気がします。
この詩は、『春暁』という五言絶句でまだ続きが有ります。
『春眠不覚暁
  処処聞啼鳥
  夜来風雨声
  花落知多少』
です。
これから咲く境内の花も雨風に散らない事を祈ります。1年に一度の
季節の花を是非見に来て下さい。


当寺境内で最初に開花する紅梅と白梅です。
今年は、野鳥ウソに花芽を取られず沢山の花を咲かせました。
今年は、梅酒が期待出来ますよ〜
 紅梅
 白梅
紅白梅